ドクターズガイド

上津原甲一 医師 (うえつはらこういち)

上津原甲一 (うえつはらこういち) 医師

医療法人起生会 林内科胃腸科病院(鹿児島県)27病院のクチコミ
院長 脳神経外科

専門

頭痛、てんかん、脳卒中、脳血管障害

医師の紹介

頭痛を訴える患者さんには、まずCT、MRI、脳波等の脳の検査を行い、器質的病変のない事を確かめたうえで、頭痛外来で診療を行うのを原則としている。脳神経疾患のプロフェッショナルである上津原甲一医師のもとには、難治性の頭痛患者が多く訪れるため、トリプタンの屯用だけで治ることは少なく、頭痛時の屯用薬だけでなく、血管収縮抑制作用、抗セロトニン作用、抗ヒスタミン作用、筋緊張弛解作用、自立神経調節作用、抗不安作用などを有する数種類の薬を、患者さんの体質、頭痛タイプに合わせ組み合わせて予防的な処方を加味しているという。

診療内容

「頭痛の患者さんには2つの悩みがあります。一つは頭痛の痛みそのものの苦痛、もう一つは突然起り、突然良くなるため、詐病と思われているのではないかとの苦悩が有ります。このため、まず頭痛の程度を軽減して、日常生活に支障がないように治療するのが、第一の目標となります」(上津原医師)
その治療手段の基本は、鎮痛剤を極力使わないで、頭痛の原因を取り除く方法だという。
「私のところには難治性の方が多く来られますので、トリプタンの屯用だけで済む人は少なく、頭痛増悪の原因となっている背景の病態改善が必要です。このため血管収縮抑制作用、抗セロトニン作用、抗ヒスタミン作用、筋緊張弛解作用、自立神経調節作用、抗不安作用、抗うつ作用、抗てんかん作用を有するそれぞれの薬を、患者さんの体質、頭痛タイプに合わせて、いろいろ組み合わせて処方しています」
また、患者へのアドバイスとして…
「市販の鎮痛剤のみで抑えていると頭痛は増悪して行き、鎮痛剤の量が増え、厄介な薬物乱用頭痛が出現してきます。頭痛は色々なタイプがあり、治療もそれぞれ異なります。頭痛は初期の的確な治療が重要ですので、早めに頭痛専門医への受診をおすすめします」(上津原医師)

診療を受けるには

外来日:月曜、水曜・金曜(午前中)。紹介状は不要。
※上津原医師の診療を受ける場合、受付で申し出ること。

累積症例数または患者数

「昭和47年(1972)に東京女子医科大学脳神経センターに頭痛外来を立ち上げて以来、現在まで私のライフワークとしてこの頭痛外来を40年以上継続してきました。累積患者数は数え切れません」(上津原医師)

医師のプロフィール

経歴
1967年 鹿児島大学医学部 卒業
1970年 東京女子医大脳神経外科助手
1976年 鹿児島大学医学部脳神経外科講師
1981年 カナダブリティシュ・コロンビア大学留学
1982年 鹿児島大学医学部脳神経外科助教授
1988年 鹿児島県立大島病院院長
1990年 鹿児島市立病院脳神経外科部長
1998年 同副院長
2005年 同病院長
2014年4月 林内科胃腸科病院院長 現在に至る
所属学会・認定・資格

日本頭痛学会名誉会員、頭痛学会専門医・指導医、てんかん専門医・指導医、脳神経外科専門医、脳卒中専門医

主な著書(編集・共著含む)

著書28冊:
『頭痛』(頭痛懇談会編)
『脳神経外科大系5』(2005年 中山書店)amazonでみる⇒
『頭痛診療のコツと落とし穴』(2003年 中山書店)amazonでみる⇒
『てんかん学の進歩2』(1995年 岩崎学術出版社)amazonでみる⇒
など
論文300編:『頭痛の探索 ―一次性と二次性の狭間で―』(日本頭痛学会誌 32:1-7,2005)など