ドクターズガイド

首こりは3秒で治る!

この痛みはどこから?

首姿勢の大切さを実感できたところで、あらためて「首」と関係している症状を一つずつ見ていきましょう。

まずは首姿勢の悪さと腰痛との関連性です。


背骨を通して、首と腰はつながっています。

地球の重力に対してまっすぐ引っ張られるように、身体は絶えずバランスをとろうとしています。

たとえば、右足を上げて、その右足を後ろに伸ばしたら、上半身は自然と前に出ますよね?

それと同じです。

首が前へ出ると、腰や胸を後ろに曲げてバランス調整をしようとします。首が左へ折れると、腰が右方向へ傾いてバランスをとろうとするのです。その結果、首や肩に痛みを抱えている人が、腰にも痛みを発症するということも起こるのです。

もちろん、逆のパターンもありえます。腰痛の悩みを抱えている人が、首や肩に痛みを感じはじめるということもよく起きます。


首が先か、腰が先かは、人によって違います。とくに首と関連が深いのが腰なのですが、首を痛めた結果、その症状が背中に現れる人や、足に現れる人もいます。

首姿勢の悪さは、単に首だけにとどまらず、腰など他の部位にも影響するということを、ぜひ覚えておいてください。

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山田朱織医師
山田朱織医師(医師情報)

16号整形外科 院長/山田朱織枕研究所 代表取締役社長
睡眠姿勢と枕の研究のエキスパート。親子2代・40年の臨床経験を背景に同院に開かれた、全国でも数少ない枕外来では、睡眠姿勢や自宅でできる簡単な枕の調節法などの指導が受けられる。2003年からは整形外科枕の研究・開発に着手。オーダーメイドの整形外科枕を計測・販売する併設の山田朱織枕研究所には、これまでに3万人もの人が訪れている。