ドクターズガイド

からだ相談Q&A

Q.

性別:女性、年齢:22歳
いつから頭痛がはじまったか:最近

仕事で1日パソコンと向き合っているせいもあり、最近、視力が落ちてきているような気がします。以前は見えていた物が見えにくくなったように思います。月に数回、夕方になると目の奥が鈍い重み、ズキズキとこめかみが痛くなって頭痛が始まります。視力と頭痛って関係があるのでしょうか?めがねをかければ頭痛は無くなるのでしょうか?

A.

視力と頭痛疾患の関係ですね。さて、眼疾患で一次性頭痛(頭痛が症状である疾患)と鑑別を要する重要な疾患は、急性緑内障です。診断が遅れると視力低下が進行するので注意を要します。眼圧上昇や結膜充血・角膜混濁・視覚障害に注意しましょう。また、ご指摘の視力低下では「屈折異常や斜視による頭痛」や別に「虹彩炎・毛様体炎・脈絡膜炎など眼球炎症性疾患による頭痛」も念のため気を払いましょう。

ところで、”頭痛持ち頭痛の代表である片頭痛”の患者さんは、疲れ眼(眼精疲労)、目のかすみ(見えにくい)、閃輝暗点(閃輝暗点を始めて経験した患者や、特に閃輝暗点のみで頭痛を伴わない患者)、眼窩領域(目の周囲)に優位な片頭痛、群発頭痛などは、しばしば眼科を受診することが多いと推測いたします。

経験を積んだ眼科医は、頭痛や群発頭痛に適切に診断して対処しています。しかし、もし、明らかな眼疾患は否定されたにもかかわらず、頭痛の症状を来している疾患や診断を告げられず、点眼薬に、姿勢の悪さや肩凝りだから鎮痛薬で経過を見るように告げられそうになった場合には、頭痛外来をご紹介いただいてみてはいかがでしょうか?

『頭痛外来』で診療していると、あなたのような、パソコンやコンピュータースクリーン画面のLEDから発せられる光(ブルーライト)が、もともとの片頭痛に影響していると考えられる片頭痛患者さんが多数いらっしゃいます。


(2018.04.10.)

回答:磯部千明医師(医師情報 ⇒)

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